クリスマスの習慣

妻と続けているクリスマスの習慣「プレゼントは本にして、残った予算で寄付をする」を紹介します。

2022-01-123 min readJA
目次

2020年のクリスマスから、妻と「プレゼントとしては本を贈り合い、残った予算でそれぞれ好きなところに寄付をする」という習慣を始めました。この習慣を続けてみて、いくつかのメリットに気づきました。お金を寄付先で有効活用してもらえる(大した金額ではありませんが)ということはもちろんですが、自分にとってのメリットも大きいと感じたので、きっかけや感想を文章にまとめてみました。

この習慣を始めた理由

私たち夫婦も交際し始めた頃は一般的なプレゼント交換をしていたのですが、何度目からかプレゼント選びが悩ましくなってきました。というのも、必要なものは普段から自分で買ってしまうので、プレゼントは「必要性は高くないが欲しいもの」から選ぶことになります。私たちにとってそのようなものは少ないので、プレゼントの機会は年に一度、誕生日のときだけで十分だったのです。とはいえクリスマスというイベントを楽しむ気持ちは大切にしたいということで、以下のような優れた性質を備えた「本」を贈り合うことにしました。

  • 必要ではないけどあったら嬉しい
  • 候補が尽きない
  • 長く使える
  • 場所をとらない

プレゼントを本にするとかなりの節約になります(文庫本なら1000円程度)1。せっかくなので、浮いた分のお金は寄付に充てることにしました。

感想

妻はいつも私の知らない良い本を選んでくれるので、自分にとって貴重な出会いの機会になっています。読んだあとに感想を共有し合うのも豊かな気持ちになれます。

また、寄付という行為も自分にとって良いことをもたらしました。まず、自己肯定感が高まることです。たとえ小さなことであっても、誰かの役に立てるのは嬉しいものです。それから、社会との関わりを考えるきっかけになることです。私は昨年子ども食堂に寄付をしたのですが、一度コミットするとその後も何かと気になって、調べたり考えたりすることが増えました。

2021年の選書と寄付先

ちなみに、2021年のクリスマスは、私は『ソラリス』が好きな妻にStanisław Lem(スタニスワフ・レム)の『完全な真空』を贈りました。妻からは、昨年『ナイルに死す』を読んでハマったAgatha Christieの『春にして君を離れ』をもらいました。妻が結構な読書家であるため毎年選書という楽しい苦労をしているので、おすすめの本があれば教えていただけると嬉しいです。

また、寄付は以前住んでいた地域の子ども食堂、難民支援協会、Wikipedia財団、arXiv.orgにしました。今後も、余裕のある範囲で、気軽に寄付をしていきたいです。

最近話題になっているOSSへの寄付についても、このブログやPython周辺でかなりお世話になっているので検討したいのですが、使っているすべてのOSSにとなると煩雑なので、やはりうまく分配するような仕組みがあるといいなと思います。

Footnotes

  1. パートナーに贈るプレゼントの相場は1-2万円らしいです(参考)。 ↩

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Shion Honda

Software engineer based in Rome since February 2026. I work on bringing AI agents into products, and I write about evaluation, context engineering, and the practical edges of LLM systems.