Playlist for May 2020
May 22, 2020 | 3 min read | 0 views
今月は会社の方で研修が終わって現場に配属されたり、引っ越しがあったりと忙しく、こちらの更新ができていませんでした。就職してからも勉強や趣味の時間を確保したいと思っていましたが、仕事と家事だけでも結構大変だということを思い知らされました。こういうことは、毎日少しでも時間を作って継続することが重要だと思っているので、諦めずに続けていこうと思います(が、このシリーズは不定期更新になりそうです)。
さて、今月のプレイリストはこちらです。
以下、何曲かピックアップします。
新作
2曲目は、Soccer Mommyの新譜『color theory』から。MitskiやJapanese Breakfast周辺のインディー系SSWです。
Phoebe Bridgersも同じくインディー系SSWですが、最近『Kyoto』という名前のシングルを発表しました。この界隈では日本にちなんだテーマが流行っているみたいです。
そのPhoebe Bridgersは、The 1975の新曲『Jesus Christ 2005 God Bless America』にもボーカルで参加しています。アコースティックの演奏に抽象的な機械音を混ぜていくこの曲はBon Iverへのオマージュとも言われています。三者のファンとしてはなんとも嬉しいコラボレーションです。また、この曲はデュエットの形式をとっていますが、そこで歌われているのはそれぞれの同性愛、またその信仰との葛藤であり、今の時代らしいラブソングだと思いました。こちらのブログで非常に詳しく解説されていたので紹介します。
そして、The 1975待望の新譜『Notes On A Conditional Form』が本日リリースされました!🎉 パンクもありヒップホップもありと、バンドとしての表現力の限界を試すような80分の大作です。これからもっと聴き込んでいきたいです。
その他、Thundercat、Fiona Apple、Yves Tumor、Car Seat Headsetの注目の新譜からも1曲ずつ選んでいます。
旧作
1曲目はこのご時世で世界的に再生回数が伸びていそうなFifth Harmonyの『Work from Home』。
Mount KimbieはJames Blakeとともにポスト・ダブステップを代表するユニットです。
『Hoppipolla』は、アイスランドのバンド、Sigur Rosの代表曲で、大自然の風景が目に浮かぶような壮大で美しいバラードです。
先日、TBSテレビの『マツコの知らない世界』で昭和ポップス特集をやっていたのですが、そこで気に入った『そして僕は途方に暮れる』を入れてみました。この特集は、平成生まれのプレゼンターが今聴いても魅力的な70-80年代の昭和ポップスを紹介するというもので、確かに当時は作詞・作曲・歌唱を分担するのが一般的だったため、作り込まれた曲が多いなと納得しました。これを機に昭和ポップスも聴いてみたいと思います。番組をご覧になっていない方のために、プレゼンターの方が作っているwebサイトを貼っておきます。このサイトも作り込まれていてすごいです。
【マツコの知らない世界ふり返り】平成生まれが選ぶ昭和ポップスイントロ・ベストテン
The Weekndの『Scared To Live』はElton Johnの『Your Song』を、alt-Jの『Hunger Of The Pine』はMiley Cyrusの『4x4』を、Frank Oceanの『White Ferrari』はThe Beatlesの『Here, There, and Everywhere』をそれぞれサンプリングしています。
最後は、Grateful Deadのトリビュートアルバム『Day of the Dead』から、Bruce HornsbyとDeYarmond Edison(Justin Vernonが参加していました)による『Black Muddy River』のカバーです。Grateful Deadは60年代にカリフォルニアで結成されたヒッピー文化を代表するバンドです。
おわりに
フジロックフェスティバルの雲行きが極めて怪しくなってきました…
Written by Shion Honda. If you like this, please share!