食洗機のノズルのお手入れ方法
March 09, 2022 | 3 min read | 923 views
食洗機の不調
昨年3月、アイリスオーヤマの据え置き式食洗機(ISHT-5000-W)を購入しました。
個人的に皿洗いは最も嫌いな家事の一つなので、これを自動化できるのはかなり効用が大きいです。
さて、購入以来ずっと活躍を続けてきた我が家の食洗機ですが、最近洗い残しが目立つようになりました。残菜フィルタや庫内の掃除をしても解決しませんでした。そこで、改めて説明書を読むと、月に一度ノズルも掃除するようにと書いてあることに気づきました。
底面に付いている噴水用のノズルを取り外して見てみると、穴のいくつかが汚れでふさがっていました(お目汚し失礼します)。
皿の洗い残しが集中している位置もこの穴の位置と符合していたので、どうやらこれが原因だろうと確信しました。
ノズルのお手入れ方法
このノズルをどうやって洗うかというと、説明書には「流水や爪楊枝で洗うように」と書いてあります。
軽度の汚れなら流水や爪楊枝で対処できるのかもしれませんが、ここまで詰まってしまうと、これらではとても歯が立ちません。ノズルを水平面で2つに割れないかなど色々と試行錯誤した結果、ノズルを強く振って遠心力で汚れを除去する方法にたどり着きました。言葉では分かりづらいと思うので動画をご覧ください:
流しの上に見える黄色っぽい粒はすべてノズルの汚れです😱
これで無事に汚れの除去に成功し、食洗機の洗浄力も元に戻りました。説明書にもこの方法を書いてほしかったところです。
おまけ:食洗機について
ところで、この食洗機を選んだときに重視したのは次の2点です。
- 水道工事が不要な据え置き式(家が賃貸物件のため)
- 場所を取らない(キッチンが狭いため)
使うたびに5Lの水を手動で汲んで注がなければならないのが面倒なところですが、自宅の水道がバイパスできない仕様だったので仕方ありませんでした。安くてもしっかり働いてくれるので、水汲みの面倒さえ許容できるならエントリーモデルとしておすすめできます。
皿洗いの手間がなくなったとはいえ、新しく食洗機を洗う手間ができるのは手放しで喜べないところです。早く手入れ不要の食洗機が発明されますように。
追記(2022年5月14日)
お手入れで洗浄力が復活したと思っていたのですが、その数週間後に故障してしまいました。洗浄開始ボタンを押したあと、しばらくモーター音がしてから動作が停止してしまうという症状です。ちょうど購入後1年を過ぎた頃で保証期間も切れていたので、買い替えることにしました。
今度買ったのは、THANKOのラクアです。
価格や基本的な機能はほぼ同じなのですが、1ヶ月ほど使ってみた感触ではアイリスオーヤマ「ISHT-5000-W」よりもかなり気に入っています。具体的には以下のような点です。
- 前面がガラス張りなので、内部で不具合があったときに気づける
- ノズルの回転が更に塞がれているために洗えていないということがよくある
- 機械の中を覗くのは楽しい
- 動作音・効果音ともに静か
- ISHT-5000-Wは、水が満タンになったときにけたたましい音が鳴る
- 洗浄時間が短い
- ISHT-5000-Wの40分弱に対して、ラクアは30分弱(乾燥を途中で止めた場合)
- 会議の合間の時間に洗うことを考えると、この差は大きい
- 白黒の2色展開
- 家電は黒で統一したい派なので
Written by Shion Honda. If you like this, please share!